| これから見る予定の映画 王の男 プラダを着た悪魔 ヘンダーソン夫人の贈り物 明日へのチケット 百年恋歌 魂萌え 不都合な真実 マリー・アントワネット 墨攻 |
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| ↓ 2006年 42本 不思議なことに去年と同じ本数。 |
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| ★★★★ | 敬愛なるベートーヴェン | サロンシネマ1 |
| 脚本が素晴らしい。このような実在の人物の映画だと、どうしても事実はどうだったのかと考えてしまうが、この映画の場合見終わってそんなことが思い浮かぶことさえなかった。ベートーヴェンはこんな人間だったのだろうと思わされた。アマデウスの時も同じ気持ちになった。始まり方がいいし終わり方もいい。もちろん音楽があるし、情景も美しい。(ロケは、ウィーンではなくハンガリーだそうです。)今年の最後にいい映画を見ました。 |
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| ★★ | 麦の穂をゆらす風 | サロンシネマ2 |
| 重たい、暗い映画である。重たく暗い映画が嫌いなわけではない。どちらかというと好きな方だと思う。しかし、この映画には心に響くものがない。だれにも感情移入が出来ない。日本人に、私に、このように侵略され、更に内戦という悲惨な体験がないからではない。歴史的事実から切り取るなら、もっとメッセージを持ったところを選ぶべきだ。終わり方も中途半端。 |
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| ★★★ | 硫黄島からの手紙 | TOHOシネマズ緑井2 |
| 父親たちの星条旗、に比べると殆んどテクニックを使わずに淡々と撮っている感じ。出演者が日本人ばかりで、意識も日本人の立場からのもので、アメリカ人が監督とは思えない。 始まりと終わりの映像が意図するものが伝わらない、全体とうまくマッチしていない、というところが欠点。タイトルにも手紙という語を使い、思い入れがあるのだろうが、結局ありすぎて空回りではないか。 |
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| ★★ | 007 カジノ・ロワイヤル | TOHOシネマズ緑井5 |
| <独り言>に記載 補足 この映画の欠点は、エヴァ・グリーン演じるヴェスパーの最後の行動だ。ネタバレにならないように言うと、Aならa、Bならb、という流れが、Aからbに行っている。それを説明するものがあればいいのだが、私には判らなかった。 |
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| ★★ | 太陽 | サロンシネマ1 |
| ロシア人監督ソクーロフが描く昭和天皇。なぜ? ヒトラーを描き、レーニンを描き、今度がヒロヒト。次は?
外国人が日本を描くとどうしても同じパターンに陥りやすい。肉体的特徴、精神構造、など。多少はしょうがないか。この映画の欠点はそこではなく、全体的なテンポだと思う。以前見た「エルミタージュ幻想」は90分ワンカットの生き生きとした作品だったから、今回のは意図的なのだろう。日本に対する誤解では。特に真ん中あたりが耐えがたかった。事実と違うのではと思うことがいくつかあったが私の知識ではなんとも言えない。まあそれも映画ということで目くじらを立てるほどでもないのだろう。天皇の神性、そしてその否定、がこの映画のメインテーマのようだが、神性の捉え方が違うと感じる。 それなりには楽しめる映画ではあります。「あッ、そ」(表記不可能)が素晴らしい。 |
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| ★★★★ | かもめ食堂 | シネツイン1 |
| 夏に見逃した作品。再上映が行われたので見ることが出来ました。 とてもいい映画です。なんといっても小林聡美でしょう。片桐はいり・もたいまさこ、とのトリオも絶妙です。三人の日本人女性がなぜフィンランドのヘルシンキにいるのか、分からないが、なんとなく、というところがまたいいですね。特に小林聡美の謎めいたところが魅力です。紛失したと思われるカバンが、もたいまさこ演じる人物像をうまく表現しています。片桐はいりの、普通ではないのに三人の中で普通に振舞おうとする役柄が、この映画では効果的です。あの泥棒のオジサンも名優ですね。そして終わり方が最高です。特に劇的なことが起こるわけでもないお話しですが、終わった時に、見てよかった、いい時間を過した、と思えます。 一つだけ残念のこと、それは、フィンランドで撮ったという映像がもっとあれば・・・ |
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| ★★★ | 父親たちの星条旗 | TOHOシネマズ緑井1 |
| ジョー・ローゼンソールのピュリツアー賞受賞作「摺鉢山に揚げられる星条旗」(原題:Old
Glory goes up on Mt. Suribachi.)が主演ともいえる映画だ。硫黄島攻略のシンボルとして、島内の山頂に掲げられる星条旗。掲げる瞬間の写真は確かに訴える力が強烈である。この力は見事に米政府に利用され、戦費調達に大きな役割を果たした、そうだ。当時そんなに金が無かったのか、不思議な気がした。星条旗掲揚についての裏話も事実なのだろうか。これに巻き込まれた星条旗を掲げた3人の兵士たち。いつまでも付き纏う戦闘の記憶。フラッシュバックを多用して、いい効果を出している。特に最初の夢の情景は後の展開を暗示していて実に巧い。 |
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| ★★★ | トンマッコルへようこそ | シネツイン1 |
| これはお伽噺か、というのが第一印象だった。50年頃の朝鮮戦争を描いていて、とてもハードなテーマなのに、何か変な感じがした。カン・ヘジョン(ヘイル役)が果たす役割は大きい。「オールド・ボーイ」の時より魅力的だ。シン・ハギュンも出演していた南北問題を扱った「JSA」もこの作品と共通する雰囲気を持っている。韓国には余裕があるのだろう。トンマッコルは桃源郷で、我々に様々なことを伝えている。押し付けがましくなくてとてもいい。一つ残念なのはCGの出来がよくないことだ。 |
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| ★★ | 手紙 | TOHOシネマズ緑井3 |
| ポルポルクラブのポイントで試写会のチケットをゲット。 東野圭吾の原作を読んでいないが(原作を読んだ映画は原則見ない)、うまく映画化されていない、という印象を持った。兄弟の苦悩が描き切れていないと思うのだ。 何れにしても、沢尻エリカはカワイイ。母親役はまだ早いのではないか。 |
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| ★★★ | フラガール | シネツイン2 |
| 涙が出て困った。年を取るとともに涙腺が緩み、だんだんひどくなっていくようだ。もう一つ困ったのが、病気のためトイレが近かったこと。2時間の映画で途中2回も行ってしまった。 映画は良く出来た楽しい娯楽作品です。もう少し時代背景を入れた方が良い、と思ったが、しかし、良くなるか悪くなるかは別にして、全く異なった作品になってしまうでしょう。 松雪泰子が覗かれているのも知らず一人踊るシーン、その同じ踊りを蒼井優が勘当された母親に半ば見られながら踊るシーン、クライマックスで再びこの踊りを蒼井優が皆に見られている舞台で踊るシーン、とてもうまいリフレインです。 ふと思ったが、今時の若者は何度も背景に出てくるボタ山が分かるだろうか。 |
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| ★★ | 紙屋悦子の青春 | サロンシネマ1 |
| 黒木監督の遺作ということで期待が大きかっただけにちょっと・・・。海の音が聞こえる、というのが何なのか?理解することも、感じることも出来ません。原作が舞台作品ということがモロ分かりで、映画になっていない、というか映画に出来ないのかもしれない。と文句ばかりだが、決して悪い作品ではない。期待が大きかった反動です。見終わったあとはそこそこの満足感がありました。「時をかける少女」も、もうすぐ40なんですね。でも、年寄りをやるにはまだ若過ぎです。 |
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| ★★★ | カポーティ | シネツイン2 |
| トルーマン・カポーティの「冷血」が書かれるまでのお話。アメリカの荒涼とした大自然と都会の対比が、ストーリの展開にあわせて、映像でも見事に表現されている。主演のフィリップ・シーモア・ホフマンは適役ではまっていたが、演技に少ししつこさがあって気になった。それと、展開に少し散漫なところがあって惜しい。しかし全体的には見応えのあるいい作品だ。 余分なことだが、以前は電気椅子の処刑が、この映画では絞首刑が公開で行われるが、今でもそうなのだろうか。 |
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| ★★★ | 蛇イチゴ | シネツイン1 |
| 午後9時過ぎからの上映でしたが晩酌をやめて行きました。最終日ということもあってかほぼ満席でした。幅広い年齢の観客で、幾分女性が多いという印象でした。 映画は「ゆれる」と共通するものがたくさんあります。よく言えば、西川美和的なものが若いながらも確立しているということでしょうか。二作目よりも人間関係に違和感がなくストーリーがスムースに流れて行きます。終わり方もよく似ていて、いい方に行くということを匂わせながら急激に終わり、カッコイイ音楽が流れてきます。次回作期待! |
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| ★★★ | ゆれる | シネツイン1 |
| オダギリジョー、香川照之、いい役者ですね。兄弟の愛憎、憎の方が描き切れていないという感じでした。でもそれは欲張りかもしれません。とてもうまい映画です。カメラにもう一工夫欲しいと思うのも欲張りかな。将来期待できる監督でしょう。第一作の「蛇イチゴ」も見たいですね。 |
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病気のため2ヶ月ほど映画館に行けなかった。見逃した映画多数。 「かもめ食堂」「マンダレイ」「死者の書」は是非行きたかった。 |
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| ★★★★ | カミュなんて知らない | サロンシネマ2 |
| 実にそそられるタイトルです。 冒頭、登場人物が次々に登場し、その途切れ途切れの会話で、アルトマンのザ・プレイヤーなどの長回しについて語られる。そう、この映画もかなりの長回しで始まっているのです。いいテンポでストーリーが展開して行きます。劇中劇、と言うか、劇中映画がうまく組み込まれていて、最後のクライマックスはその境界が曖昧になり強烈に映画に引き込まれます。中泉英雄の演技が素晴らしい。終わりのタイトルバックが非常に良く効いています。畳を擦る音がビリビリと伝わります。 本田博太郎がいい感じでした。前田愛も良かった。 |
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| ★★★ | 戦場のアリア | サロンシネマ1 |
| パーマー司祭役のゲイリー・ルイスがいいですね。実話に基づいているとのことだが、確かに在ってもおかしくはない話である。これほど大規模ではないが、JSAも同趣向と言えるだろう。人間の本性、性善にして、大変感動的なお話しなのだが、全体を動かすことが出来ないのはとても悲しい。逃亡するか、更なる苛酷な運命を甘受するか・・・ラストシーンが悲しい結末を連想させる。少しでも後日譚が在ればまだ救われる気持ちになれるのではないか。 映画の冒頭の風景はスコットランドなのだろうか。何を暗示しているのかは定かではないが、素晴らしい大自然で、人間存在を遥かに超えている。 |
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| ★★★ | ガラスの使徒 | サロンシネマ2 |
| 懐かしの唐ワールドです。説明しようがありません。全く一般受けはしないでしょう。 佐藤めぐみ、ガラスの妖精のごとく綺麗でした。中島みゆきも決まってました。エンドロールで流れた歌がなかなかです。 |
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| ★★★ | 嫌われ松子の一生 | TOHOシネマズ緑井5 |
| なかなかユニークで面白い映画だった。本来は暗い内容を、斬新でサイケデリック(死語?)な映像で表現している。テンポのいい場面展開、戦後50年を象徴する物、テレビ画面、歌などが、ともすればリアリティを壊しそうなストーリーや合成シーンに、というより、映画全体に奇妙な説得力を与えている。惜しむらくは、人物自体の実在感が希薄なこと、タイトルがよくないことだ。 |
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| ★★★ | 間宮兄弟 | シネツイン2 |
| 森田芳光ということで見に行った。落ち着いたいい映画で、「家族ゲーム」を思い出した。そこまで考えなくてもいいのかもしれないが、裏には強烈な現実批判が隠されているのではないか。 出だしが素晴らしい。何か分からないものが真上から撮った自転車と判明し、カメラが水平になりながら後姿の人が登場、向こうに新幹線の車両、横に“AMBITIOUS JAPAN”の文字。他にも、雲に隠れた富士山、というよりはその雲の奇妙な美しさ、を背景に新幹線が走る、田園風景の中をロールスロイスが走る、など魅力的な映像がいっぱい。配役も素晴らしい。沢尻エリカは相変わらず可愛い。中島みゆき、戸田菜穂、常盤貴子、北川景子、岩崎ひろみ、など豪華な女優陣。笑える所はたくさんありますが、喜劇を期待しないで見に行きましょう。 |
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| ★★★ | ヒストリー・オブ・バイオレンス | シネツイン2 |
| どういう種類の映画に分類されるのかわからないが、文句なしに面白い。家族4人の配役がピッタリだし、エド・ハリスが実にいい。余韻のある終わり方は私好み。ただ、片仮名だらけのタイトルは何とかならんのか。「ヒストリー」だとすぐに「歴史」になってしまうではないか。 |
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| ★★ | グッドナイト&グッドラック | サロンシネマ2 |
| アメリカの良心の自画自賛。白黒映像で描かれる50年代の雰囲気はよく出ていると思う。特に人物は昔のニュース映画を見ているようだ。ただし社会情勢の描写が一面的で、全体像が見えない。その為、彼らが戦っているのが何なのかハッキリしなくて全体に迫真感の欠如となっている。惜しい。デイヴィッド・ストラザーンの抑えた演技は素晴らしいし、彼が演じるエドワード・マーロウがテレビに対して警告していることは今にも当て嵌まる。 |
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| ★★★ | ナイロビの蜂 | TOHOシネマズ緑井3 |
| いい映画ではあるが、なにか足りないという気がする。 簡単に言うと、世の巨悪と戦う夫婦愛、といった映画だが、夫婦愛を描くために巨悪が使われ、巨悪を暴くため夫婦愛が重要な役割を果たす。はたして、この組み合わせはどうなのか。 第三世界が舞台となり、スクリーンに映される風景は荒涼としたものばかりである。まさに、先進国から見たアフリカであり、先進国からの救援活動であり、先進国からの巨悪の告発である。最後の方の、小さな男の子が自ら飛行機を降りるシーンは象徴的だ。 この映画に欠けているのはアフリカからの視点・主張である。 |
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| ★★★ | アンジェラ | TOHOシネマズ緑井6 |
| リュック・ベッソンの映画はほとんど見ているが、これが一番かもしれない。白黒のパリは魅力的な街だ。設定もいいし、笑える場面もあって、展開もおもしろい。ただ惜しいのは、終わったと思っていたら出て来た最後の場面、あれは要るのだろうか。映画を反芻する間も無く出された一つの結論。もう一つ、最初にリー・ラスムッセン(いい女優ですね)が登場した時、涙を流していたのは何故か、判りません。エンドロールが一工夫されていて、何か意味があるのではと思わせた。 |
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| ★★★ | ニュー・ワールド | TOHOシネマズ緑井8 |
| この映画もアメリカの雄大な自然が素晴らしかった。対照的に、イギリスの人工建造物にも圧倒された。特に庭園の美しさは、昔見た「去年マリエンバードで」を思い出した。 ストーリーはよく知られたものではあるが、よく出来でいる。 エンドロールの音楽が、音楽ではなく、自然の音というのが出色だった。 |
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| ★★★ | ブロークン・フラワーズ | サロンシネマ1 |
| ジム・ジャームッシュは私の好みです。一般受けはしないでしょうが。この映画も独特のリズムで、異様な世界に浸ることが出来ます。ビル・マーレイの存在感のなさが、映画のリアリティを失わせ、浮遊感いっぱいの空間を彷徨うことが出来ます。また、音楽がこの雰囲気にピッタリです。 |
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| ★★ | ホテル・ルワンダ | サロンシネマ1 |
| エンドロールで流れる曲の歌詞が見終わった時の気持ちに突き刺さる。 アメリカ合衆国があるのなら、アフリカ合衆国があってもいいのではないか。 連合王国があるのなら、アフリカの連合王国があってもいいのではないか。 悲しいお話です。人は何故こんなにも愚かなのでしょう。ここの悲劇は、その原因が西欧社会で、悪化させたのも西欧社会だ。その中での、シンドラーのリストのようなお話し。といっても悲しい話であることには違いない。救いようのない悲しさだ。 |
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| ★★★ | ブロークバック・マウンテン | シネツイン2 |
| 物議をかもした映画だが、そんなに変なホモセクシュアルは感じなかった。美しい男の友情、と言ってもいいのではないだろうか。ただ、時代が許さなかった。イニスもそれに縛られていた。ジャックの最後はイニスが想像した通りなのか。イニスのトラウマか。 アメリカの雄大な自然がスクリーンいっぱいに拡がっていた。 この映画の英語はとてもとても判り難かった。 |
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| ★★ | ウォーク・ザ・ライン | サロンシネマ2 |
| 50年代に活躍した音楽家、ジョニー・キャッシュと、その二番目の妻、ジューン・カーターの愛を描いた映画。最初の妻ヴィヴィアンを演じたジニファー・グッドウィンがなかなか可愛かったが、ちょっと損な役回りだった。ジューンが何故ジョニーの愛を受け入れないのかが判りづらい点と、もう少し時代背景が欲しいという点を除いて、全体としてはそこそこいい映画だった。 |
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| ★★★ | クラッシュ | バルト11 |
| ロサンゼルスでの様々な人々の運命の交錯。とても上手く出来た映画です。テンポ良く映画に引き込まれ、いつの間にか別の場面へと移っています。いい役者がそろっていますが、なんと言っても、ドン・チードルでしょう。存在感抜群です。 ロバート・アルトマンの「ショート・カッツ」を思い出しました。 |
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| ★★ | 力道山 | シネツイン1 |
| 映画の最後、館内が明るくなる直前、スクリーンに、映画の内容に事実と異なる所があるという表示が出る。見ていて判るぐらいなのだが、実在した人物を取り上げる場合は、たとえ映画は虚構の世界とはいえ、如何なものであろうか。この点を除けば、よく出来た映画だと思う。三丁目の夕日より、あの時代の雰囲気が感じられた。藤竜也がいい感じだった。 |
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| ★★★ | 歓びを歌にのせて | シネツイン1 |
| ラストシーンが始まりの場面と呼応していて美しくていいのだけれど、主人公の最後があまりに悲しい。ストーリー自体は、主人公を含めほとんどの登場人物が、それぞれの抱えている様々な問題を、音楽の力で解決するという、いわばハッピーエンドと言えるだろう。ラスト前の、観客と一体となったコーラスは感動的である。 |
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| ★★★ | ミュンヘン | TOHOシネマズ緑井7 |
| 映画を見る前にどの程度予習をしていくかは、悩ましい問題だが、どうしても入ってくる一般的な評判や予告編以外は、原則何もしないことにしている。実際に見る前にイメージを固めないため、というのがその理由だ。すると意外な発見をすることが多い。 この映画もそうで、もっとサスペンス調のものだと思っていたが、実際は、実に明確なメッセージを持っている作品だった。<暴力では何も解決しない。> エリック・バナが好演で、ストーリーにリアリティを与え、メッセージが押し付けではなく、それとなく、でも、しっかり伝わってくる。 |
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| ★★★ | 亀も空を飛ぶ | サロンシネマ2 |
| 昔見た「酔っぱらった馬の時間」を撮ったイラン人(クルド人)監督の作品。「馬」は生活のために密輸をする子供のお話。「亀」はアメリカの攻撃が迫ったイラクで逞しく生きる子供のお話。どちらもいい映画というよりは、衝撃的なものです。特に「亀」は明るい所があったりはするのだが、それだけいっそう心に突き刺さる映画です。一般には報道されない戦争の裏側をしっかり見させてくれます。 |
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| ★★★ | プロミス | TOHOシネマズ緑井8 |
| チェン・カイコーの作品ということで見に行きました。(彼の「人生は琴の弦のように」は私のベスト5に入ります。)期待通り、とはいきませんでしたが、東洋的な世界観・美意識でなかなかでした。良くない点は、CGが多すぎること、それに伴なうカメラの動きが人間の(私の)想像力を超えてしまうこと、そして何より、何故真田広之が出ているのかということです。彼やチャン・ドンゴンに問題があるのではなく、このストーリーに日本人や韓国人を使う必然性が無いということです。別の、芸術的なもの以外の要因を感じるのは私がひねくれているのでしょうか。 |
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| ★★★★ | パッチギ! | シネツイン1 |
| この時期いろいろな映画賞が発表されるのに合わせて(?)昨年のいい映画がサロンシネマ・シネツインで再上映される。見逃したものがあるときは非常にうれしい。更に、800円! これはワクワクするよく出来た作品でした。68年当時を髣髴とさせる映像、音楽がいっぱいです。京大の西部講堂はまだ存在しているのでしょうか。懐かしい京都の風景もいっぱい。ストーリーも60年代的なもので、多少の誇張はあるかもしれないが、すんなり心に入ってくるものでした。毛沢東かぶれの高校教師、笑いました。円山公園で「イムジン川」を歌う場面、いいですね。沢尻エリカのチマチョゴリ姿がこの上なくカワイイ。塩谷瞬が「イムジン川」を熱唱する映像に重ねて展開していく最後のクライマックスが感動的です。 |
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| ★ | フライトプラン | TOHOシネマズ緑井3 |
| この映画の命は、消えた子供の謎解きにあるだろう。それが説得力のないものだった。すべてを犯人が綿密に計画できるのか?否。 |
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| ★★ | 単騎、千里を走る。 | TOHOシネマズ緑井8 |
| 実は、高倉健は好きな役者ではない。嫌いではないが。チャン・イーモウは好きな監督だ。で、見に行った。最後までハッキリしない父と息子の確執の理由、年を取りすぎた健さん、などのため感情移入が出来なかった。もっとセリフが必要だと思います。逆に寺島しのぶはセリフだらけ。彼女の言葉で息子が作られていた。まあ、これがこの映画の魅力かもしれない。 |
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| ★★★★ | プライドと偏見 | TOHOシネマズ緑井4 |
| 朝日が昇るシーンから映画が始まる。長回しを多用してベネット家の様子が映し出される。小気味の良い流れである。テンポよく物語りは進み、圧巻はエリザベスとダーシーのダンスシーンだ。美しい音楽に乗って踊る二人、その間に途切れ途切れに交わされる張り詰めた会話、ワクワクする場面だ。スクリーンに映されるイギリスの大自然、舞台となる古い館、その中の絵画・彫刻(特に、ベールを被った女性像には驚嘆する)、すべて本物だ。ラスト近くに又朝日が昇るシーンがある。ここで終わっても良かったかもしれない。キーラ・ナイトレイをはじめピッタリの俳優たち、特にジュディ・ディンチがハマリ役だった。いい映画が必要とするものを全て持っている。 |
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| ★★ | プルーフ・オブ・マイ・ライフ | TOHOシネマズ緑井8 |
| 久し振りにグウィネスを見ました。相変わらず魅力的です。 お話しの方は内容が数学絡みでちょっと盛り上がりに欠けるかな。サスペンス仕立てとは言ってもハラハラワクワクするものでもないし。フラッシュバックが効果的なところもあるが、多用すると感情移入が出来ない。これも数学的な計算づくと言う感じ。ちょっと期待が大き過ぎたのかもしれない。 |
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| ★★ | スタンドアップ | WMC4 |
| オリジナルタイトル、North Country。何故日本語のタイトルがカタカナなんだろう。 実際にあったことをもとにした映画だそうです。アメリカでもこれほどまでに女性差別がヒドイ(ひどかった)とは驚きです。作品としては明と暗がハッキリしすぎているのが良くないと思う。前半に救いが無さ過ぎて見ていて辛い。世の中そんなに一方的ではないだろう。父親が母親の強硬手段によって目覚め、娘をかばう集会のシーンは感動的だった。 試写会で、と言っても当ったのではなく、テレビ局のポイントを貯めて交換して、見ました。 |
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| ★★★ | 乱歩地獄 | サロンシネマ1 |
| 最近聞かなくなった言葉であるが、「オムニバス」というものだろうか。四人の監督が乱歩の作品をそれぞれに映像化したものです。オムニバスという言葉が使われていないようだが、それは異なる乱歩作品を異なる監督が担当したのに全体が繋がっている感じがあるからだろうか。どれもなかなかに幻想的な目くるめく官能の世界です。どの作品にも浅野忠信が出ていて、乱歩ワールドにぴったりでした。「鏡地獄」の成宮寛貴も妖艶で素晴らしい。監督の実相寺昭雄は、大昔の「無常」という映画でとても印象に残っているのだが、年を取っても相変わらずだと思った。(彼はテレビ出身で、ウルトラマンの監督でもある。)R15だが、これでいいのかと言うほど過激な性的な暴力的な怪奇的な場面が多い。乱歩の世界に入るとそれらも違和感はない。 |
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| ★★ | 綴り字のシーズン | シネツイン2 |
| オリジナルタイトル、BEE SEASON。SPELLING BEE がスペリングコンテストの意。娘の綴り字コンテスト参加をメインスト−リーに家族を描いている。前半はいい出来で期待を持たせるが、後半が急ぎ過ぎで、スッキリしない。崩壊した家族が再生する清々しさが感じられない。 |
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| ↓ 2005年 42本 目標を達成出来ませんでした |
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| ★★★ | 空中庭園 | サロンシネマ1 |
| 傑作です。特にカメラワークがいいですね。揺れて回って、最後ははじめに回った所がただ引くだけ。うまいですね。人間関係って脆くて意図的に作れないけどでも捨てたものではない。ママの最後の微笑みはちょっと恥ずかしそうで作られたものではない、テーブルの上の一輪の花も落ち着いたエンディングでした。大楠道代がいい味を出していました。「記憶が夢の中で良い方に変わっていく。」夢の中だけではなく時間の経過とともにと言っていいだろう。これで人は救われる。 |
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| ★★ | 男たちの大和 | TOHOシネマズ緑井6 |
| なかなかよく出来た脚本だと思いました。 しかし、この映画の一番の欠点は戦争そのものに対する反省が感じられないことです。三世代が小船に乗っているという絶好の状況を作り出しているのに、戦争の悲惨さ、亡くなった者たちへの追悼、より先へ踏み込めていません。反戦の気持ちは多少感じられましたが、戦艦大和を題材にした映画でこの戦争の意味を問わず、ただ泣かせるお話ではいけないのではないでしょうか。 |
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| ★★ | ALWAYS 三丁目の夕日 | TOHOシネマズ緑井4 |
| 一昔前の日本の親子関係・地域社会の人間関係・中小企業の雇用者と被雇用者の関係、涙を誘う人情話、小道具・大道具・セット・CG、昭和三十年代がテンコ盛りです。若い人が結構見に来ていたが、判るのだろうか。あまり説明がなかったけど、集団就職というものをどのように見たのだろうか。若者が心を動かされたのならば、少なくとも映画館に行こうという気になったのならば、そこには世代を超えて存在する日本的なものがあるのか。 ストーリーは感情に訴えるものが多すぎた。当時は、振り返るといい面しか見えないのかもしれないが、決して映画に描かれているようないい時代ではなかった。CGはうまく出来ていたが、セットがいかにも作りましたという顔をしていた。 小雪が、想像上の指輪をはめてもらう場面、手のアップからゆっくりカメラが上に動くと涙を流している顔へ、とっても印象的な場面でした。 友人の評、登場人物の顔が現代人の顔だな。 |
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| ★★★ | エリザベスタウン | TOHOシネマズ緑井8 |
| いい映画です。うまく纏まり過ぎというのが欠点といえば欠点かもしれない。いい映画が必要とするものを全て持っています。特に音楽がいいですね。オーランド・ブルームもこの役にはぴったりだし、キルステン・ダンストがとてもチャーミングです。グィネス・パルトロウを思い出しました。 アメリカの葬式というのはこんな感じなのだろうか。そうならばとても素晴らしい。 |
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| ★★★ | TAKESHIS’ | 松竹名画座 |
| 面白いと思いました。が、けなす人も多いでしょう。 イメージが次から次に湧いてきて、枝分かれし、意外なところに戻っていきます。何処が現実の出発点か分からなくなり、特に最後の方は転換が速くなります。昔読んだフランスのヌーボーロマンを思い出しました。「蒲田行進曲」を連想させる場面があったりもします。 この映画、感性で見るものです。北野武が嫌いな人には受け入れられないでしょう。(私、ビートたけしは嫌いです。)ところで、日本舞踊を踊った子、とても綺麗でした! この映画、場内が暗くなるとすぐに始まりました。 最近は、コマーシャルや鑑賞マナー、予告編などを延々と流すところが多いので、ちょっとビックリ。予告編もあまりに多いといい加減にしろと言いたくなるし、テレビではないのだからコマーシャルは止めてもらいたい。ヒドイのは15分近くも上映されないことがあった。 |
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| ★★ | 親切なクムジャさん | サロンシネマ1 |
| パク・チャヌク監督の復讐三部作の最終章と言うらしい。前二作は、「復讐者に憐れみを」、「オールド・ボーイ」。第一作は見てないが、第二作は強烈な作品だった。それに比べると、この作品は復讐という行為に関してはおとなしくなっている。それと反比例するように、社会性を持たせようとしているようだ。復讐の正当性?ラストシーンはそれを示しているのだろう。 裁判制度は復讐を制度化したもの!?! |
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| ★★ | イン・ハー・シューズ | TOHOシネマズ緑井6 |
| とってもよく出来た映画です。全く性格の違う姉妹。その父親と後妻。先妻の母親。それぞれが問題を抱えていた・いるのだが、最後には見事に解決するのです。よかったと見た後に思う映画です。キャメロン・ディアスが最後のほうで詩を朗読する場面があり、感動的な印象に残ったシーンでした。 |
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| ★★ | 砂の器 デジタルリマスター | 松竹東洋座 |
| 試写会の招待券を貰いました。実は74年当時見ておりません。 日本の美しい風景がたくさん撮影されています。とても豪華な出演者たちです。2時間半があっという間に過ぎました。でも見終わった時、何か違和感が残りました。原作を読んだ時のような感動がないのです。恐らく原作とは何処かが違うのだと思います。ずいぶん昔のことなので、ハッキリさせることは出来ませんが、殺人者の人物像・心理が変わっているのではないかと思います。とは言っても、小説と映画は別物です。やはり、原作を読んだ映画は見るべきではないのでしょう。 |
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| ★★ | 私の頭の中の消しゴム | スカラ座 |
| 知り合いより招待券を頂きました。 悲しいお話です。もとは日本のテレビドラマだったとか。ソン・イェジンが魅力的でした。「ラブストーリー」の時よりよくなっています。チョン・ウソンは今流行の韓国男優の中では一番ではないでしょうか。何回かコンビニの場面があるのですが、うまく撮ってあって効果的に繰り返されていました。見てソンのない映画でしょう。 |
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| ★★ | 蝉しぐれ | TOHOシネマズ緑井7 |
| 美しい日本の自然が盛り沢山。印象に残るシーンも数えられない位。でも、前半にもの足りなさが残る。「自然」に馴染んでいないものが目に付いた。セット、せりふ、動き・・・映画の世界に入り込んでしまえば感動できるのだが、そこに至るまでがすんなり行けなかった。前半で一番よかったのは子役の女の子、輝いていました。 この父と息子の関係も日本的、時代劇だから当然だが「村の写真集」とは違ったもの。切腹前日の対面シーン、心を動かされます。 |
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| ★★★★ | 村の写真集 | サロンシネマ2 |
| 日本の映画好きの中には日本映画なんか見ないという人が結構いる。何故だろうか・・・私には分からない。字幕なしで外国映画を理解できる人ってどれくらい居るのだろう。字幕を読むのはかなりのストレスだし、吹き替えは違和感がある。字幕のない映画は寛いで観ることが出来る。そして日本的なものが大好きだ。この映画は実に日本的だ。だから、日本映画なんか嫌いだという人は見ない方がいい。テーマは父親と息子、それもこれ以上ないというくらい日本的な父子。舞台も典型的な日本の美しい山村。感動的な日本映画です。桜むつ子に助演女優賞をあげたい。 因みに、撮影は祖谷渓谷のようです。入り口の橋が何度も出てきます。私の大好きな、祖谷温泉の谷底の露天風呂も登場します。 |
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| ★★ | ラヴェンダーの咲く庭で | シネツイン1 |
| 原作の姉妹は40歳台だったようだ。この設定だけを変えるのは無理である。すごい違和感がある。ジュディ・デンチやマギー・スミスはいい女優だが、この作品にはもっと若い、女としての魅力がある女優を使うべきだった。そうしていれば、話の展開はいいし、イギリスの美しい景色、心に響く音楽があって、はるかにいい作品になっただろう。 |
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| ★★ | シン・シティ | TOHOシネマズ緑井4 |
| 興味深い映画です。監督のロバート・ロドリゲスは自分のスタジオでコンピュータ技術を駆使して映像を作り出しているようだ。ほぼ白黒の画面に、服や血の赤が鮮やかだ。相当に残酷なシーンがあるが、この色のために緩和されている。ストーリーの流れにちょっと違和感があるが、権力者と言うのは変に繊細なのかもしれない。豪華な俳優をそろえ、漫画的スピード感があり、挽きつけられる作品です。 |
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| ★★★ | 亀は意外と速く泳ぐ | サロンシネマ2 |
| 何だこの映画は!とぼろ糞に言う人が多いかも知れない。が、私にはとても面白かった。いい意味でとても軽く、随所で笑える。笑っている内に現実ってこんなものだろうと思い始める。亀が速く泳げば人は笑うだろうか。この映画の見所は、個性的な俳優がいっぱい出ている所だ。全員がユニークだと言ってもいい。最高だったのは、岡本信人が「久し振りだから相撲でもとるか」と言って娘(主役の上野樹里)と対戦するところだ。「イン・ザ・プール」は広島で公開されないのだろうか。 |
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| ★★★ | シンデレラマン | TOHOシネマズ緑井2 |
| なかなかいい映画です。最近の映画には、ハッピーエンドにしないのがいい、というような傾向があるように感じられます。現実も芸術も悲劇である。確かにそうでしょう。ハッピーエンドは大衆娯楽で、非現実的である。これもまた真実でしょう。今、悲劇にしないのは結構勇気がいるのかも知れません。この映画はこの辺りのバランスが絶妙です。劇場を去るとき、とてもいい気持ちになります。 |
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| ★★ | ステルス | TOHOシネマズ緑井2 |
| 典型的なアメリカ映画です。つまり、結構楽しませてくれます。但し、事は凡そ予想通りに進みます。それが又カタルシスを生むのでしょうが。ジェシカ・ピールは所謂美形ではないのですが、とっても魅力的です。エンドクレジットの後に映像があります、と最初に予告がありましたが、かなりの人がさっさと出て行きました。正解です。短い映像ですし、どのようなメッセージが込められているのか分かりません。ストーリーが、主人公たちにとってはヨカッタヨカッタで終わったけど、その後のアメリカ外交は・・・。それに対する答、にもなってない・・・ |
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| ★★★ | わらびのこう 蕨野行 | シネツイン1 |
| 美しい映像です。素晴らしい自然が写されています。四季それぞれの見事な日本の山の風景。そこで展開する話は過酷なもののようにも思えますが、東洋的な世界観から見ると当然なのかもしれません。すんなり受け入れることが出来るような気がします。江戸時代中期という設定ですが、現在にも通じる重い問題です。オーソドックスな、奇を衒う所のない、落ち着いた作風ですが、心にいつまでも響く秀作だと思います。 |
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| ★★ | 愛についてのキンゼイ・レポート | シネツイン1 |
| 感動するという内容ではありませんが、いい映画です。画期的なことを成し遂げる人が個性的なのは云うまでもなく、その人を支える人たちもユニークでなければならないのでしょう。リーアム・ニーソンが名演、ローラ・リニーが魅力的でした。この映画がR-15というのは、かなり時代が変化したということなのでしょう。卑猥な場面があるということではありません。 |
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| ★★ | 奥様は魔女 | TOHOシネマズ緑井1 |
| ニコール・キッドマン、相変わらずいいですね。相手役にもっといいのがいないのでしょうか。 ストーリーはちょっとひねりが入ってますが、まあまあといったところです。楽しめます。 ニコールのファンは行きましょう。 |
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| ★ | 皇帝ペンギン | シネツイン2 |
| 去年「ディープブルー」を見て、NHKの「生き物地球紀行」(今は無くなった様で、番組名不確か。月曜午後8時からだった)とかなり重複する部分があって、ガッカリしたことがあった。それで、この作品も躊躇ったのだが、結局行ってしまって、ガッカリということになった。NHKが凄い、ということなのだろうか。NHKの番組を見ていない人はどうぞ。 |
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| ★★ | ヒトラー 〜最期の12日間〜 | サロンシネマ2 |
| 世の中というものはなかなか変わらない、人間というものも変わらない、臨界点のようなものが確かに存在しそこを越えると変化が起こる、人は理性ではなく感情で動くものだ、集団の中にいるとそれを客観的に見れない、この映画を見るとこの様なことを考えた。最後のユンゲ本人の言葉は衝撃的ではないことによりそれだけいっそうリアリティを感じさせる。 |
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| ★★ | いつか読書する日 | 横川シネマ |
| 緒方明の第二作。第一作は「独立少年合唱団」、いい映画でした。 長崎を美しく撮っていました。アングルも構図も素晴らしいものでした。田中裕子、渡辺美佐子が良い感じでした。ただ、「ヒナゴン」と同じで、色んなものを入れすぎて、何がメインなのか、ボケてしまっています。最近の日本映画の傾向なのでしょうか。 一番心に響いた台詞:「目立たないように生きようと思った。」 |
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| ★★★ | アイランド | TOHOシネマズ緑井6 |
| カーチェイスを含め物凄い破壊シーン。 テーマはかなり深刻なのにさらっとしている。押し付けがましくないのが良い。ストーリーの中に言いたいことが込められていて、楽しめて、そしていい映画だ。 解放されたクローンがどうなったのか、ちょっと気になる。 |
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| ★★ | スターウォーズ エピソード3 シスの復讐 | TOHOシネマズ緑井5 |
| 月曜メンズデイ&祝日、話題作ということで、行ってきました。 話がうまく繋がるか心配していましたが、少々繋がらなくても大丈夫。充分楽しめました。 ただし、戦いのシーンは好きになれません。 アナキンがダークサイドに惹かれて行く所はちょっと説得力に欠けるかな。 |
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| 宇宙戦争 | TOHOシネマズ緑井3 | |
| ど派手な戦闘(破壊)シーン・・・でも、これだけ。 彼らは何故侵略したのか、人類はどのように戦ったのか・・・??? 彼らは何故失敗したのか、これには、最後にちょっと、ほんのちょっと、ありました。 ストーリーなし、思想なし。金返せー、の駄作です。 |
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| ★★★★ | エレニの旅 | サロンシネマ1 |
| テオ・アンゲロプロスは好きな監督だ。それで見に行った。彼の映画を全部見たわけではないが、これが一番だと思う。全てに本物の迫力がある。セット、というか殆んど本当の村だが、製作から水没までたいへんな事だっただろう。 一人の女性の半生に歴史が重く圧し掛かり、最後は暗い終わり方ではあるが、見る者をゆったりと映画の世界へ引き込んで行く。 三部作ということで、あとが楽しみだ。 |
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| ★★ | ヒナゴン | シネツイン2 |
| 仕事が休みのメンズデイ。地元広島の映画です。行ってみるか! 比奈町(?)がとてもきれいに撮影されていました。是非行ってみたいと思わせるほど美しい町でした。 色々な現代のテーマをぶち込んで、メインが分からなくなっています。 まあそれなりに楽しめるものではありました。井川遥、魅力的でした。 |
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| ★★ | バットマン・ビギンズ | スカラ座 |
| 久し振りに試写会が当りました。往復ハガキをシコシコ出していた頃は結構当ったのに、インターネット応募になってから当らなくなったと思います。 今回は入り口にガードマンが大勢いて、持ち物検査をしていました。主催者にこのような権利があるのでしょうか。盗撮防止のため、と言うことでした。最近は映画館に行くたびに、不正コピーは見ないようにという映像が流れるし、これはかなり大問題なのでしょう。 一枚のビラが入り口で配られました。『皆様にご覧いただく作品本編には、フィクションではありますが「列車の衝突シーン」があることをあらかじめお知らせ申し上げます。』ではじまる、福知山線事故に対する配慮を示すための、アリバイ文書でした。「列車の衝突シーン」というよりは、まさに列車が(地下)駐車場に突っ込むというものでした。 映画はなかなかの娯楽作品でした。 |
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| ★★★★ | ザ・インタープリター | TOHOシネマズ緑井1 |
| ニコール・キッドマン、いいですね。「冷たい月を抱く女」の時の魅力が甦ったように感じました。最近の作品の中ではピッタリしている役です。見た目は清楚で、実は強い女、でも弱い所も持っている。ストーリーもなかなかの出来。大自然から国連内部まで色々な映像が盛り沢山。 ショーン・ペン、とても年に見えました。ニコール・キッドマンが若く見えたので、余計にそう見えたのかもしれません。アメリカ映画お得意の、色恋の臭いを完全に絶ったほうがもっとよかったのでは。 |
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| ★★★ | ミリオンダラー・ベイビー | TOHOシネマズ緑井1 |
| 人は生きなければならない。しかし、ある条件の下では、死を選択する権利があるのではないだろうか。医学が発達しすぎた。よく言われるように、人の価値観・倫理観がそれについて行けない。 この映画は前半と後半が別物のようだ。やろうと思えば、二本の映画になるだろう。一本にしたので、前半が後半のために犠牲になっているのではないか。イーストウッドの娘の話も犠牲になったのでは? 相変わらず、モーガン・フリーマンはいいですね。でも、ちょっと出過ぎです。 |
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| ★★★ | キングダム・オブ・ヘブン | TOHOシネマズ緑井3 |
| 叙事詩的大作、確かにそうだが、終わり方が小市民的(わるいわけではない)。最後に文字で誤魔化さず、映像でそれなりの終わり方をして欲しかった。「ロード・オブ・ザ・リング」でも感じたが、オーランド・ブルームはもともとそんなキャラクターなのだろう。或いは、二作とも意図的にそうしたのか。どちらにしろ、そのような彼が主演で、あのように幕が引かれる、というのがリドリー・スコットの意図なのだろう。 |
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| ★★★ | コーラス | シネツイン1 |
| 意外なほど素直なストーリーでした。教師役のジェラール・ジュニョ、とてもよかった。いきなりジャック・ペランが登場し、これはもう「ニューシネマパラダイス」です。穏やかに心に染み入るいい作品だと思います。 |
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| ★★ | コンスタンティン | TOHOシネマズ緑井6 |
| 状況にリアリティがなく、そこに普通の人間が存在しないと、物語自体が現実を離れていく。マトリックスと同じ路線ではないか。これはこれで面白いが、「スピード」の単純な面白さのほうがアメリカ的で楽しめる。 |
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| ★★★★ | バッド・エデュケーション | サロンシネマ1 |
| ガエル・ガルシア・ベルナルがモーターサイクル・ダイアリーズの時とは違った魅力を出していた。素晴らしいとは思うが、全面的に共感できるものではなかった。その為、客観的に観ることが出来た。状況にリアリティがなくても、行動にリアリティがあれば、物語は成立すると思う。登場人物がその意味でそれぞれの魅力を出していた。アルモドバルの作品は素晴らしい。音楽がとてもよかった。劇中で歌われる有名な曲の替え歌のようなもの、ボーイソプラノ、エンドタイトルのバック、これもサントラが欲しくなった。 |
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| ★★★★ | 海を飛ぶ夢 | TOHOシネマズ緑井4 |
| 重い。考えさせられる作品だった。年を取るとこの様な状況が結構身の回りにある。車椅子がごまかしだと言って拒否するのは判るような気がする。生きることは義務ではないと言うのも判る。でも、人間は生きているから考える。生きていて死を考えるのは人間の特権か?ラストの子供が出てくるシーンでホッとした。 |
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| ★★★★ | オペラ座の怪人 | アルパークシネマ |
| もう見れないと思っていたが、アルパークだけでまだやっていた。 劇団四季のを見たので、無理をしてまで行くことはないと思っていたのが、ここまで遅れた理由である。しかし、行った価値は充分あった。映画でしか出来ないことを見事にやり遂げていた。時空の交錯が、奇を衒うことなく、物語の流れを明確にする。素晴らしい作品である。サントラが欲しくなった。 |
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| ★★ | サイドウェイ | TOHOシネマズ緑井8 |
| 一風変わった作品と言えるだろう。悪い意味ではない。いないようで、いそうな人物。やりそうでもあり、やりそうでもない行動。映画の中に日常を見てもつまらないが、非日常ばかりでも疲れる。この映画には相対立する二つものが絶妙なバランスで存在している。2人の女優がこの意味でも素晴らしい。どこかに盛り上がりが欲しかった。 4月から月曜がメンズデイになった。とても嬉しい。 |
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| ★★★★ | Ray/レイ | シネツイン2 |
| まず、シネツイン2について。宝塚4のままだった設備をリニューアル。座席が他の3姉妹館と同じレベルのものになり、200席が148席になった。音響機器もよくなったようで、レイにもってこい。 もう一つ、特別会員について。よくは覚えていないが、相当(20年ぐらい?)前から、ずっと特別会員だった。(数年前、抽選に外れて1年だけブランクがある。)以前はサロンシネマとシネツインは別だったような記憶がある。サロンシネマは1万円で半年間何回でも観ることが出来た。残念なことに、この制度が今年度で終わる。お世話になりました。その代わりに、回数券が去年の映画の日(平日)に発売されたが、あっという間に売り切れ、当然勤めがあるおじさんは買えず。現在、ハガキ応募による回数券の募集中。当るかな。しかし、特別会員と回数券、全然響きが違います。 肝心の映画について。これは申し分のない素晴らしい映画でした。ジェイミー・フォックスがレイ・チャールズに似ているなんていう事はどうでも良いことです。彼の人生が感動的なのは勿論、それを実にうまく脚本にしています。最近終わり方が変なものが多い中、ストレスがたまらない、真っ当な幕引きです。お母さん役のシャロン・ウォレンが光っていました。 |
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| ★★★★ | 山猫 〔イタリア語・完全復元版〕 | サロンシネマ1 |
| 今まで劇場で見る機会がなかったので、行った。ビデオで見たのが相当昔だからあまり覚えていないのが当然かもしれないが、劇場で見ることの素晴らしさを改めて痛感した。クラウディア・カルディナーレが素晴らしく魅力的だった。映画は勿論超一級品だ。最後の方のバート・ランカスターの演技は秀逸、忘れることはないだろう。 |
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| ★★★ | ミスティック・リバー | サロンシネマ1 |
| サロンシネマは2月3月に昨年の名画を再上映してくれる。見逃したものがある時はとても嬉しい。それに今回は1000円だった。映画は確かによくできたものだった。カメラワークが素晴らしく、感嘆したが、だんだん鼻についてきた。シンプル・イズ・ベスト。25年の空白が2時間ちょっとの映画では埋めきれていないと思う。ティム・ロビンスが年を取った。(最近こればっかり、自分が年を取っているのだ。) |
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| ★★ | 北の零年 | TOHOシネマズ緑井8 |
| サユリストは見るべし。でも、サユリさん年取ったなあ。 |
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| ★★★ | ハウルの動く城 | TOHOシネマズ緑井2 |
| 批判があるのは分かるが、充分に楽しめた。多くを要求してはいけない。 |
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